これは2021年頃の話であり、現在のパワー99では使えないカードや今なら入れるべき当時使えなかったカードが大量に存在することをご了承しろ。
あるとき、《信仰の見返り》がパワー99で使えることに気づいた。 ※現在は使えない。以降はいちいち注釈を入れない。
ので、パワー99版サニーサイドアップを作った。変なフォーマットを好きなやつが変なデッキを作るのは自然の摂理だ。
それがこれ。
なにこれ?
コンボのメインパーツは3つ。
1. サクってドローできる置物
英語しかなかったのは《知識の探求》
2. サクってマナ出せる置物
《レイモスの歯》、それの青版と黒版(数合わせ)
3. 墓地からパーマネント回収
こいつらをぐるぐる回してデッキを全部墓地に落とし、《ミラディン包囲戦》を出して勝つ。
「全体的に重い」「潤滑油がなくてもっさりしてる」といったパワー99に共通する弱点を除けば、本家と最も異なる点はドローが貧弱なことだ。
《知識の探求》は一度回り始めれば大量にドローできるが、初回起動までの3ドロースキップが重すぎる。出した次のターンに起動できれば良い方で、「まだ耐えるか…?」などとつぶやきつつ通常ドローをスキップしている間に割られると、まあ。
てことでドローに補強が入っている。
めちゃつよ。できたら交易所でサクって再利用したい。
これ今600円もするのか……。
誰も使ってないからか日本語画像が出てこないけど《忘却》と《まやかしの記憶》。蔵の開放でリアニできるので墓地肥やしも重要になる。
しかし弱いなこいつら。パックから出てきたら泣くぞ。
ほんとに決まるの?
最速5ターン目に勝てる。
5ターン目に土地とレイモス2個から8マナ出して《まやかしの記憶》と《蔵の開放》を撃って良い感じに回ることを祈る。
運頼みを減らした例としては、
1ターン目:土地
2ターン目:土地,あれば日誌or忘却
3ターン目:土地,レイモス
4ターン目:土地,レイモス,レイモス,知識の探求
5ターン目:
切望の宝石の3ドローを7ドローにして蔵の開放を引ければ、手札10枚くらいで7マナ以上あるので良い感じに回ることを願う。
日誌や忘却で3ドローを7ドローにして信仰の見返りを引いても大体同じくらいなので良い感じに回ることを念じる。
当時のパワー99で5キルはかなり早かったし、置物破壊も今ほど豊富でなく妨害されづらかった。
が、8ターンくらいまで広げてもコンボ成功率が5割に達することはなかった……。
ゴミじゃん
まあゴミなんだけど、回しながら調整してるときはめっちゃ楽しかったんだよなぁ。
《まやかしの記憶》と《忘却》をそれぞれ何枚入れようとか、絶対に世界で俺しか考えてないよ。
当時のメモによると、悩んだ末に抜いたカードもあったらしい。
リアニ効率は良いんだけどクリーチャー化で召喚酔いするから不採用。なんで強制クリーチャー化なんだよ任意でよくね?
スペル枠がカツカツなため、枠争いでクソカス2種に取って代わられた。マナコストが1重いというのはそれだけの罪だ。
結局レイモス以外は1枚あれば何とか回るので、2枚重ねてオーバーキルするよりも安定性を重視したのだった。
安定性を重視したのだった?
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