パワー99 悪魔的な客室係

まずはこいつを見てくれ。

Devilish Valet (Streets of New Capenna #105)

やっぱパワー99ってのはこういう面白カードを使ってなんぼなんだわ。クリーチャーを5体出してワンショット、したいよね?
ってことで今回は《悪魔的な客室係》と相性の良いカードを列挙していくよ。

0マナ

Endless One (Commander Masters #804)
Chamber Sentry (Guilds of Ravnica #232)
Pact of the Titan (Time Spiral Remastered #179)

0マナでクリーチャーが1体。一気に5枚投げると3キルできる。やれるもんならやってみろ。
ネタっぽく思われるかもしれないが、《果てしなきもの》はマナフラ受けに良し、《庁舎の歩哨》は激ヤバ将軍ロキーリクをメタれるので意外とやれる。

1マナ

Launch the Fleet (Journey into Nyx #15)

1マナにつき1体を攻撃クリーチャーの数まで。
大勢で殴ると大勢出るってのがオーバーキル感漂ってる。
攻撃状態で出るのは意外と重要で、客間的な悪質係のパワーが16で止まっちゃったときとかに最後の一押しができるかもしれない。

Greenbelt Rampager (Aether Revolt #107)

1マナにつき1体を3回まで。
モダホラ3がエネルギッシュなので400円くらいに高騰してる。パワー99はエネルギーデッキほぼないけど《制圧の輝き》とかで強いんで買っときゃ良かった。

Sylvan Offering (Tales of Middle-earth Commander #261)

1マナにつき1体。相手にもクリーチャーが出る。
ブロッカーが増えるのでちょっと計算する必要があって、例えばワンショットするために5マナで撃つと、(5-1)×2=8点吸われて24点なので他にタフ5がいると倒しきれないことになる。足し算と引き算でひーこらいってるMTGプレイヤーに掛け算を要求するのは酷なものがある。

Lovestruck Beast // Heart's Desire (Throne of Eldraine #165)

1マナで1体、もしくは4マナで2体。
単体でも強い。ブロックする分には独身でもOKなのでコンボが決まるまでの壁にできる。

2マナ

Verdant Command (Modern Horizons 2 #182)

2マナで2体。普通だ。

Resilient Khenra (Hour of Devastation #131)

+2修整した上で1体出る。結果、悪魔的な人のパワーが6になるのであと2体出せればワンショット。つまり3カウント分とみなすことができる。ただしこいつ2枚では16点で足りない。永遠では4カウント。

Inscription of Abundance (Tales of Middle-earth Commander #251)

+1カウンター2個は持続する2カウントとみなせる。おおむね、ね。

3マナ

Blade Splicer (March of the Machine Commander #175)

3マナで2体出せるのは大量にいるが、中でも単体で強い人。
あとは《血滾りの福音者》《憤怒の力》《ピア・ナラー》《ブレイヤの見習い》《怪しげな統治者、スクイー》《軍勢の戦親分》とか。ライフ削り性能または時間稼ぎ性能を重視したい。
血滾りの福音者》はサクればもう1体だけど、パワー99にはサクり台少ないんだよね。

Minsc, Beloved Ranger (Adventures in the Forgotten Realms #227)

ということでサクり台にもなる3マナ2体。
次ターン以降も2マナで1カウント、3,4マナで2カウント、5マナで3カウントできる。
ソーサリータイミングなので悪魔的の誘発解決前には起動できない。ちっ

Jaxis, the Troublemaker (Streets of New Capenna #112)

奇襲することで3マナ2体+ETBの再利用。つまり《刃の接合者》系と同時に出せば6マナで5体出せてワンショット。
素出しはほぼしない。

Anim Pakal, Thousandth Moon (The Lost Caverns of Ixalan #223)

3マナで2体、次ターンも2体、その次のターンは3体。あとはだんだん増えていく。
類似品に《ブリキ通りの重鎮、クレンコ》。

Captain's Claws (Oath of the Gatewatch #162)

装備込みで3マナ2カウント。次のターン以降も持続する。

Pest Infestation (Breaking News #30)

3マナで2体、2マナ増やすごとに2体ずつ。つまり7マナでワンショットできる。
立ち消え対策にあえて対象を取らないのも大事なテクニックだ。俺はやったことないけど。

Kayla's Command (The Brothers' War #9)

トークン生成と+1/+1カウンター&二段攻撃を選ぶことで3カウント。
残りのモードもコンボ補助に偉いんだけど、ダブルシンボルな上に平地しか持ってこれないので色事故に弱いんだよなぁ。

Promise of Bunrei (Crimson Vow Commander #96)

驚異の3マナ4体。《果てしなきもの》を0マナでポイ捨てしたら5体達成だ。
客室より先に置いてもOKだが相手の警戒心はマッハ。相手ターンにこっちのクリーチャーを除去られるとタイミングがずれる。

4マナ

Sram's Expertise (Aether Revolt #24)

お待たせしました、客室係の相方といえばこれ。クリーチャー3体出しつつ3マナを撃てる。つまり前述のカードでフィニッシュ。簡単だね。

Hellspur Posse Boss (Outlaws of Thunder Junction #128)

ならず者の能力がソーサリータイミング限定でなければ足りてた。実際には3体+パワー修整で4カウント。次ターン以降はならず者で2カウント。

Cubwarden (Ikoria: Lair of Behemoths #7)

客室に変容することで4カウント+絆魂。
強いんだけど、パワー99に変容の少なさが悔しいって顔をしている。

Pia and Kiran Nalaar (March of the Machine Commander #288)

4マナで3体だが、4点火力を内蔵しているので16点削ればフィニッシュと考えると4カウント…ちょっと苦しいぞ。

Redcap Gutter-Dweller (Wilds of Eldraine #146)

特別シナジーがあるわけではないが、4マナ3カウントの中では強いやつ。

5マナ以上

Conqueror's Pledge (Zendikar #8)
Increasing Devotion (Tales of Middle-earth Commander #171)
Deep Forest Hermit (Modern Horizons #161)
Phylath, World Sculptor (Zendikar Rising #234)

一気に5体以上出せるやつら。つまり一撃必殺。
征服者の誓約》は11マナで12体出して4096点、《高まる献身》は14マナで15体出して32768点、《忌むべき者の軍団》なら18マナで26体出して67,108,864点、《深き森の隠遁者》なら5マナで5体出して32点っだーぁー!

Harmonious Archon (Phyrexia: All Will Be One Commander #74)

客のパワーが3になったうえで8倍になって24点なのでこれも一撃必殺。
ただしブロッカーのタフネスも3になるので2体いれば止められてしまう。

Wolfir Silverheart (Avacyn Restored #206)
Verdurous Gearhulk (Midnight Hunt Commander #145)
Invoke Justice (Kamigawa: Neon Dynasty #21)
Palani's Hatcher (The Lost Caverns of Ixalan #237)
Siege-Gang Commander (Tales of Middle-earth Commander #228)
Titania's Command (The Brothers' War #194)
Devils' Playground (Shadows over Innistrad #151)

5,6マナで4カウント以上5カウント未満のやつら。
単に4カウントというだけでなく強力なオマケがついてるので、ワンショットできなくてもほぼ王手になってる。
単体でも強いし、単体性能も考えれば単純にワンショットとか言ってる5カウントのカードより強い。かもしれない。

選外

もつれる群体》《スズメバチの巣》《往時軍の覚醒》《ゴブリンの塹壕》《正義の合流点》《二重詠唱の魔道士》《エルズペスの才能》あたりはワンチャン?
ヴォルダーレンの興奮探し》は昔使えてたけど今は200円。

で、どうなん?

意外とワンショット決まること多くて楽しいよ。けど最近は《撚り合わせる双子》《有角の湖鯨》っていう客室係にブッ刺さるカードが入ってきちまったのは萎え。客室係出されて警戒しない人はいないので簡単に構えられるカードは勘弁。せめて除去を1枚吸ってくれるならまだしも、出来事で処理されるのはしょっぱすぎる。
ってことで、ワンショットにオールインするよりもトークン生成多めデッキのサブウエポンにする手もある。《明日の瞥見》デッキは瞥見が《スラムの巧技》から踏み倒せる点でも相性が良い。
ただ、なんにせよ地雷デッキでしかないのは覚悟しとこう。コンボルートを偶然邪魔されても泣かない。

え、クソマイナーフォーマットに地雷デッキ…?

なに言ってんだ、クソマイナーフォーマットだからこそ地雷が輝くんだろ! だよな!

だよな!

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